日本のAIビジネスの成長を促す知財と契約のあり方

セキュリティー、自動制御、マーケティング分析、自動翻訳などなど、あらゆる用途での活用が高まるAI技術だが、開発における知的財産権の取り扱いは未整備の状況だ。日本のAIビジネスを発展させるためには、知財をどのように扱うべきなのか。NoMaps2019ビジネスカンファレンスでは、特許庁とASCII STARTUP協力によるセッション「AI開発における知財の取り扱い~Win-Winの関係構築に向けて~」を開催。AI関連技術開発の現状と、知財の帰属や利用条件の定め方についてディスカッションした。

ASCII

「知的財産政策に関する意見」について(日本商工会議所)

 日本商工会議所・東京商工会議所(三村明夫会頭)は、知的財産政策について中小企業のニーズや実態を踏まえ、標記意見を取りまとめました。

 本意見は、知的財産政策について、目指すべき方向性と望まれる施策をまとめたものです。今後、政府の知的財産戦略本部や特許庁をはじめとする関係先に対し、要望事項の実現を働きかけていきます。

日本商工会議所

19年の知財侵害摘発、101万点 7年ぶり、五輪関連増

 財務省は6日、2019年に税関が摘発したコピー商品などの知的財産侵害物品が前年比9.6%増の約101万9000点となり、7年ぶりに100万点を超えたと発表した。東京五輪・パラリンピック関連の記念メダルやピンバッジなどが目立った。夏の開催に向け、さらに増える可能性がある。

時事通信

世界知的所有権機関の次期事務局長にダレン・タン氏

 国連の世界知的所有権機関(WIPO)の次期事務局長を選ぶ選挙が4日、スイス・ジュネーブの本部で行われ、シンガポールのダレン・タン知的財産権庁長官が、中国の女性、王彬穎WIPO事務次長を55対28の大差で破り当選した。2009年から事務次長を務める中国の王氏は、アフリカ諸国などから支持を集め有力候補と見られていたが、「知的財産を盗用している」などと中国を批判するアメリカが、知的財産の保護を促進するWIPOのトップに中国出身者が就任するのを警戒した他、15ある国連の専門組織のうち4機関でトップを占める中国が影力を一層拡大することを懸念して、日本やアメリカ、ヨーロッパなどがタン氏を推していた。

exciteニュース

種苗法改正の何が問題なのか 種苗法って何?  種子の知的財産権と農民の種子への権利

 政府は3月3日、議論を呼んでいる種苗法改正案を閣議決定した。今国会に提出し2021年4月の施行を目指している。

 種苗法改正で問題視されているポイントは、「種苗の知的財産権」が強化される一方で、農民の「自家増殖の権利」が制限される動きが進行している点である。「自家増殖」とは農業者が収穫物の一部を次期作付け用に種苗として使用する、いわゆる「自家採種」のことを指す。

YAHOO!ニュース

知的財産の活用支援

 市(下地敏彦市長)と宮古島商工会議所(下地義治会頭)、日本弁理士会(清水善廣会長)の3団体は21日、市役所平良庁舎で知的財産の活用による産業振興のための協力に関する協定書を締結した。弁理士会が講師を派遣し、セミナーや実務者研修会、ビジネス支援を行い、知的財産について理解を深める。市町村自治体との協定締結は、九州および県内で2例目。

宮古毎日新聞

「和牛の遺伝資源は知的 財産」法規制を提言

 農林水産省の有識者検討会は和牛の受精卵などの遺伝資源が海外に流出することを防ぐため、和牛の遺伝資源を知的財産とみなし、不正な持ち出しを法律で規制すべきだという提言をまとめました。悪質な場合には刑事罰を科すことも求めていて、農林水産省は、いまの国会で法案の成立を目指しています。

NHK

中小企業が自社の知的財産を「見える化」し、「稼ぐ力」につなげるには

 市場のグローバル化が進み、中小企業も中国やASEANへ海外展開している。そこで更に知的財産(知財)を経営にどう生かしていくかが重要になっている。中小企業が自社の知的財産を「見える化」し、「稼ぐ力」につなげるには、どのようなアクションをおこせばいいか。KIT虎ノ門大学院イノベーションマネジメント研究科の杉光一成教授、知財経営コンサルタントで弁理士の田中康子エスキューブ社長、東京都知的財産総合センターの織田好和所長に聞いた。

ニュースイッチ

県内「商標権」が浸透 知財意識に高まり

 沖縄県内企業の知的財産権に対する意識が高まっている。特に、商品やサービスに使用するロゴやブランド名などを保護する「商標権」が浸透。全国の申請件数が5年前と比べて45・1%増に対して、県内は50・3%増えた。登録件数も全国の伸び率を上回る。食品を中心に、土産品などの商品開発、創業や新規出店が活発なことが背景にある。県外・海外展開や販売強化を目指す中小企業には知財戦略が重要で、増加傾向は続きそうだ。

沖縄タイムス

日本の和牛を守れ 食の知的財産流出を防ぐ取り組み

和牛の受精卵やいちごの苗といった日本の「食の知的財産」の流出が問題となっています。そもそも知的財産とはどんなものでしょうか。簡単にいうと人が考えた価値のあるアイデアで財産的価値のあるもののことです。知的財産は社会や生活をより豊かにし、経済や産業を発展させるのに欠かせないものです。

ZUUonline