「和牛の遺伝資源は知的 財産」法規制を提言
農林水産省の有識者検討会は和牛の受精卵などの遺伝資源が海外に流出することを防ぐため、和牛の遺伝資源を知的財産とみなし、不正な持ち出しを法律で規制すべきだという提言をまとめました。悪質な場合には刑事罰を科すことも求めていて、農林水産省は、いまの国会で法案の成立を目指しています。
農林水産省の有識者検討会は和牛の受精卵などの遺伝資源が海外に流出することを防ぐため、和牛の遺伝資源を知的財産とみなし、不正な持ち出しを法律で規制すべきだという提言をまとめました。悪質な場合には刑事罰を科すことも求めていて、農林水産省は、いまの国会で法案の成立を目指しています。
和牛の受精卵やいちごの苗といった日本の「食の知的財産」の流出が問題となっています。そもそも知的財産とはどんなものでしょうか。簡単にいうと人が考えた価値のあるアイデアで財産的価値のあるもののことです。知的財産は社会や生活をより豊かにし、経済や産業を発展させるのに欠かせないものです。
特許庁とアスキースタートアップが主催する「スタートアップ等のための知財戦略セミナー」が2019年3月8日に鹿児島県でmark MEIZAN運営事務局共催のもと開催された。鹿児島市が運営するクリエイティブ産業創出拠点施設「mark MEIZAN」(マークメイザン)にて行なわれたセミナーは、スタートアップを中心にもっと知的財産権(知財)について知ってもらおうという趣旨のもと、多数の地元企業の人たちが参加。知財の話に耳を傾けていた。今回はその模様をお届けする。
米中貿易戦争の引き金となった「知財(知的財産)」だが、企業にとってその重要性はますます増している。今後の成長戦略として知財をいかに使うべきか。とりわけ第4次産業革命やオープンイノベーション、IoT、5Gがキーワードとなってきた時代に、個々の企業はどう動けばいいのか。