効率化施策をプロデュース


 ICTプロデュースでは、「ビジネス創造ワークショップ」による業務の開発効率化施策をプロデュースしています。
 企業が抱える課題を分析し、課題解決につながる技術や、今後注目される技術を、参加メンバーに紹介し、共有することで、アイデア出しが効率的に行えるワークショップをファシリテーションします。

 アウトプットとして、ビジネスプラン(プロジェクト計画書)を作成し、効率化施策実現に向けて、協力会社とのマッピング等も行っています。

事例


課題  システム開発のスピードUPを図りたい。
施策  開発規約に従い開発を行っていたが、開発量の増大と開発期間の短縮の要求に対応するため、開発スピードアップを図ることとした。最も稼働のかかる製造工程に於いては、エビデンスの自動生成機能の導入、膨大な試験項目を消化するために、試験の自動化システムを導入することにした。開発規約を修正し、開発者に周知することにより、速やかに開発環境の改善に取り組むことができた。

課題  製品品質を安定させるシステム開発を行いたい。
施策  ISO9001に従ったシステム開発を行うため、ISO9001の規定とリンクさせた開発規約を作り、この開発規約をCMMに従い、最適化を行う事で開発環境の整理を進めることとした。その際、ISO9001との整合性を定期的にチェックしながら改版を行い、開発者に説明会を開催し、運用を行った。更に、プロジェクト間でクロスチェックできる仕組みを構築し、ISOへの理解と負担軽減、人材育成にもつなげた。更に、JQAの外部監査に於いても対応した。

課題  開発者が代わっても安定したシステム開発が行えるようにした。
施策  業務規約の無い企業に於いて、開発規約運用委員を選出し、委員を中心に、現状行っている業務や、工夫している業務を文書化してもらう事により、個人レベルで工夫していた業務を標準化することができ、全体の効率化につながった。また、業務上の課題を随時出してもらい、定期的に改善活動を行う事により、規約をたたき台として改善施策が提案され、改善活動のスパイラルが回り始めた。